“ビワの葉温熱療法について”
「ビワの葉温熱療法」は、ビワの葉療法と温灸療法を合わせた療法で、その相乗効果により、私たちが生まれながらに持っている自然治癒力を高めて病気を治すという最高にすばらしい家庭療法なのです。
昭和の初めに札幌鉄道病院の福島鐵雄博士は、
1.ビワの葉療法の奏効は迅速である
2.かつ、確実性がある
3.そして、万病に奏効する
と語られました。
ビワの葉療法の即効性、確実性、その他もろもろの症状に対応できることをあげられています。
“ビワの葉療法には”
・ビワの葉温灸(ビワの葉に棒もぐさを使う方法)
・ビワの葉エキスの温灸(もぐさ式温灸器)
・遠赤外線式温灸器
遠赤外線の熱で器具の先端部に染み込ませたビワの葉エキスを蒸気化して皮膚を温めます。
遠赤外線は他の熱源に比べて深達力が強く、皮膚表面だけでなく身体を芯から温めることが期待できます。
市販されている遠赤外線式温灸器は医療機器としての認証を受けており、具体的な効能効果としては、
1.疲労回復
2.血行を良くする
3.筋肉のこりをほぐす
4.筋肉の疲れをとる
5.神経痛・筋肉痛の緩和
6.胃腸の働きを活発にする
が挙げられています。
この温灸器を実際に肌に当ててみると、最初はふんわりと温かいのですが15秒ほどでギュッと熱感が増し、とても気持ちの良いものです。
もぐさを使わないので毎日続けても安価に済むこと、灰や火の粉が飛ばず安全であること、などの利点もあります。
このため、自宅やマンションはもちろんのこと、ホテルや病院などでも安心して使用することができます。
・枇杷葉湯びわようとう(ビワの葉茶)
・ビワの葉風呂
・ビワの種
自然療法研究家の東城百合子先生によれば、ビワの種にはビワの葉の1,200~1,300倍のアミグダリンが含まれているそうです。
アミグダリンには、
1.血液浄化作用
2.抗ガン作用
3.鎮痛作用
4.殺菌作用
があるとされ、ビワの種を食べると血液がサラサラにきれいになりいろいろな病気の予防と治療に役立つと言われています。
また、最近の研究により、ビワの種に肝機能を改善する効果や花粉症を抑える効果があることなどが確認されています。
生のままだと苦くて食べにくいので焙煎して食べることが多いようです。
最近では、焙煎した種を微細粉末にしたものや、さらにそれを錠剤タイプにしたものもあります。
当店ではびわまるが販売されており、誰でも手軽に試せるようになりました。
・ビワの葉エキス(ビワの葉酒)
普通の果実酒を造る要領で、よく洗ったビワの葉をホワイトリカーに漬けます。(ビワの葉エキス=ビワの葉酒 の作り方)
ホワイトリカーで作ったビワの葉エキスは
口内炎、歯槽膿漏などに使えますし、杯半分ほどを薄めて飲むと、風邪を引きにくくなる、胃腸が丈夫になる、疲れにくくなるなどとされ、多くの人々に愛飲されています。
風邪などで喉が痛い時には水で薄めてうがいしたり、更に薄めたものを喘息の蒸気吸入器に入れて使用するのも良いようです。ただし、どちらも濃すぎるとむせますのでご注意を・・・。
アロマオイルの代わりに使っているという体験談もあります。(ビワエキスでアロマの効果)
また、ビワの葉エキスで湿布するという方法もあります。
例えば、
捻挫、突き指、鞭打ち症のほか、慢性の関節痛にも奏効したという体験談が寄せられています。さらに外用では傷口の消毒や虫さされや、水虫にも効果的です。